【Sgrum活用事例】「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」を目指して 元日本代表・平浩二が運営 東京サンゴリアスアカデミー
かつて長崎南山高校時代に花園(全国高校ラグビー大会)に出場。大学進学後、東京サンゴリアスに入団。日本代表選手となり、ラグビーワールドカップでもトライを決めた平浩二さん。引退後、サントリー営業部でセールス業務に従事した後、スクールアカデミー担当となりラグビーの現場に戻ってきた。スクールアカデミーの運営改善にあたりSgrumを利用開始。会員管理、情報配信、月謝徴収、物品販売などの機能を利用し、選手および保護者との連絡、チーム運営に活用されています。
日々の運営や選手育成への想い、Sgrumの使用感について伺いました。
文・写真:Sgrum編集部
長崎県出身。小学生の頃からラグビーを始め、長崎南山高校では花園(全国高校ラグビー大会)に出場。高校、大学でU-19やセブンズ日本代表を経験。その後、東京サンゴリアスへ入団。社員選手として日本代表となり、ラグビーワールドカップでトライを決めた。
引退後は営業部でセールスとして従事した後、スクールアカデミー担当となり選手の育成やアカデミー運営を務める。
未来のサンゴリアス選手、日本代表選手の育成を目指す。スキルだけではなく、メンタルも鍛えられるサンゴリアスらしいラグビースタイルを貫くアカデミー
——東京サンゴリアスアカデミーの立ち上げ経緯について教えてください。
平:ラグビーのプロリーグが「トップリーグ」から「リーグワン」に変わるタイミングで、将来のラグビー選手育成のために東京サンゴリアスがアカデミーをつくることになりました。その時サンゴリアスでは、すでにスクール事業で実績のある「みなとラグビースクール」と連携することから始まりました。
——アカデミーを運営する上で大事にされていることはありますか?
平:子どもたちのプレーに対して叱ることは簡単です。しかし、それでは試合で活かせる能力は身につきません。そのため、なぜできたのか、できなかったのかを考え、理解してもらえるようにしています。具体的には子どもたちが考えて自分から答えてもらえるように促しています。以前は自分の苦手な練習だと休んでしまう子もいましたが、その練習の大切さを理解し参加するようになり、最終的にはまわりに働きかけてくれるようになりました。
——アカデミーを運営する中でやりがいを感じるのはどのような瞬間ですか?
平:これまでアカデミーで試合を実施することはなかったのですが、先日リーグワンアカデミーチームと交流戦を実施しました。練習で教えてきたプレーが試合本番で再現された時にやりがいを感じました。特にチームで大事にしている「プライド」「リスペクト」「ネバーギブアップ」といったクラブスピリッツが体現されたプレーは見ていて嬉しかったです。
Sgrumで出欠管理や活動予定の共有、物品販売に月謝決済も利用。煩雑な事務作業を効率化
——ではSgrumについてお聞かせください。Sgrum導入のきっかけはなんだったのでしょうか。?
平:2021年4月、スクールアカデミーの担当になった際にみなとラグビースクールの事務局長にも就任しました。ただ、当時は350名の会員への案内方法がメールか、またはHPを更新するしかなく、メールを見ない方もいるので本当に周知できているか不安が大きかったのです。また、月謝も現金回収だったので、事務局も会計に手間がかかっており、年度更新の手続きも煩雑でした。
Sgrumを知った際、はじめは連絡機能に興味を持ちました。会員へのお知らせやグループへのお知らせに対して既読機能がつくのは便利ですね。導入の際にはSgrumの担当者にも関わっていただき二人三脚でスムーズに進めることができました。
——導入後の運用は順調でしたか?
平:メールでのやり取りをなくすために、Sgrumのみでの配信に切り替え、Sgrumの通知をオンにしてもらうように呼びかけたことで問題なく移行ができました。
現在はお月謝の徴収やお知らせ機能を使ったり、各クラスの主任からアンケートで遠征の出欠確認を取っています。遠征の際に出欠確認が一発で取れることに大変助かっています。
——最後に東京サンゴリアスアカデミーの今後の展望などあれば教えてください。
平:未来のサンゴリアスのトップチームで活躍する選手、そして日本代表を選出したいです。そのためにもサンゴリアスらしさを大事にしています。サンゴリアスといえばリスクを恐れずに攻める超攻撃的な「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」です。そのためには、スキルだけではなく、メンタルも重要になってきます。子どもたちだけではなく、保護者さんにもクラブスピリッツや思いを伝え、リーグワンや日本のラグビー業界を盛り上げていく基盤をつくっていきたいです。
——Sgrumとしても東京サンゴリアスアカデミーの発展に貢献できるよう、これからも安心・安全のサービスと新機能を提供してまいります。お忙しいところ、ありがとうございました!