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『素直さってすごい大事』 SGRUM LIVEにG.G.佐藤がゲスト出演!

ヒーローインタビューでの「キモティー」という発声で、多くの野球ファンから愛されたG.G.佐藤さんに、SGRUM LIVEの第二回ゲストとしてご出演いただきました。幼少期にこの子はプロ野球選手になると確信した父との毎日早朝6時練習。中学時代の恩師野村克也との出会い、そしてプロ選手になるまで。波瀾万丈な経験から「教育」をテーマに【父との365日の早朝練習 プロ野球選手になるために】についてお話をお伺いしました。

今回はその配信の一部をお伝えさせていただきます。

G.G.佐藤(元プロ野球選手)
2003年ドラフト7巡目で指名され、西武ライオンズに入団。2007年(25本塁打
)、2008年(21本塁打)、2009年(25本塁打)には、本塁打を量産し、4番打者も務めた強打者。「G.G.佐藤」は、中学時代に見た目が”じじくさい”という理由からつけられました。2008年オールスターファン投票では、セ・パ通じての最高得票数(367,837票)を獲得して選出、選手間投票でも476票を集め、全選手通じてのトップ当選を果たし、試合後のお立ち台で「キモティー!(気持ちいい)」と叫び、多くのファンから愛されていました。北京五輪にも出場し、日本代表チームの一員としてプレーしました。2014年シーズン限りでプロ野球選手の現役を引退。引退後はお父さんが経営している住宅測量や地盤改良を行う株式会社トラバースに就職し、ビジネスの世界を新たな舞台として、日々奮闘しており、現在は副社長を努めております。

G.G.佐藤さんが野球を始めたきっかけは、お父様がバットとボールを購入したのがきっかけ。何気なく転がしたボールを、スムーズにキャッチし投げ返した仕草を見たお父様は「佐藤家にプロ野球選手が誕生だ」と確信し幼いG.G.佐藤さんの才能に惚れ込んだそうです。

その後、地元のリトルリーグに所属し、プロ野球選手になるべく、中学はあの野村幸代さんがオーナーを務める「港東ムース」へ進みました。「野村幸代さんと会った初日に『あなたジジくさいね』と言われ、ジジイというニックネームがついた」とG.G.の由来を語り、「叱られてばっかりだったけど、野村監督がいい感じに包んでくれるので、二人揃って飴と鞭でしたね」と当時を振り返りました。

この配信のテーマである「教育」についても触れていただき、「子供が生まれてくる時って、五体満足ならそれでいいって思ってましたよね。指も数えたし、目も確認したし、五体満足で生まれてきたら、急に親のエゴが出てきて、オリンピックだ、プロ野球選手だって、ちょっとおかしいんじゃないかなと思っているので、子供に対しては放任主義でいます」とまずはバッサリ。

その反面で、「僕は愛情をいっぱい受けてきたので、どっちがいいのか正直わかりませんけれども、父親が僕にやってくれたのは、恩着せがましいことは一切やらなかったです。俺はお前の才能に恋したんだ。俺がやりたいんだっていう情熱をぶつけられたので、俺もその情熱に返してあげなくちゃっていうのはありましたよね」とご両親から受けた愛情への想いを語りました。

『その愛情が嫌になることは無かったんですか?』という問いに対し「いや、いやですよ(笑)でも情熱をぶつけてくるんで。やらざる終えないっていう。僕やっぱり素直なんですよね。素直って大事だと思うんですよ。」とスポーツで伸びていく上で必要な「素直さ」についてお話いただきました。

https://twitter.com/mahiroshilva/status/1397202323823370251?s=20

Twitterからの質問にも答えていただき、「スイッチは父親に勝手に押されました。」と回答。G.G.佐藤さんもお父様の熱心な指導を受けプロの世界を感じ「伸びている、伸びていない選手ってやっぱり『素直さ』が大事。プロに入ってくると壁にぶつかって、どっか挫折するんですよ。その時に強引というか傲慢、頑固な選手はあんまり伸びないような気がしていて、結構壁にぶつかった時に創意工夫して色々なことをできる選手がうまくいくのかなと思うので、「素直」さってすごい大事なのかなと思いますね。」と答えていただきました。

さらに、MCの笹木さんからは2008年の北京オリンピックについても伺い「オリンピックメンバーに選ばれた時には、大丈夫だと思ったんですよ。いつも通りできると。プロになるのも遅かったですし、家庭もあって子供もいて、自分の生活を守るために一生懸命やっていたので。こんなに一生懸命やってるんだから、オリンピック行っても大丈夫だと思っていたんですけど、別もんでした。韓国、キューバ、アメリカと向き合った時には、すごい緊張しました。スーパースターと言われる選手がベンチ裏で一言も喋らずにずっと下向いているんですよね。超緊張しましたよ。そこに星野仙一が現れるんですよ。「お前たち、金メダル以外はいらねえんだよ」って。」と大舞台のベンチ裏の緊張感を生々しくお話いただきました。

さらに、戦犯とされた失敗については「僕がまたオリンピックにもう一回行ってあなたフライ落としますよって言われても、僕は行くと思うんですね。失敗で学べたこともあって。当時の僕は天狗になっていて、調子に乗ってオリンピックに行っていたんで、あれで打ちまくって金メダル取って「キモティー」って言ってたら多分、超傲慢で天狗な男になっていたと思うんです。でもあそこで失敗したことによって、人の気持ちがすごいわかるようになりました。会社ってできる人もいればできない人もいて、失敗することも多いので、あの経験があって人の気持ちがわかるようになったので、失敗はあって良かったのかなって思いますね。」と失敗を生かして次に繋げていく重要性をお話いただきました。

最後に現在、お父様との社長と副社長と関係性が変わったお仕事についても伺い、「やっぱり人の気持ちとか野球に近い指導かもしれないです。数字叩いてるよりも現場に行って意見とか何が起きてるかっていうのを現場で学んでこい。下の意見を聞いてこいっていうのがどちらかというと社長の教えですね」と語り、立場が変わった今もお父様からの指導が続いており、変わらず愛情を受けていることが伺えました。

今回は配信の一部をご紹介しましたが、その中で上がったキーワードは「ご両親の愛情」と「素直さ」、そして「失敗からの学び」。言葉一つ一つにご両親への感謝や、指導を受けてきた野村監督や、星野監督への尊敬の念が伺えました。また、お父様をはじめ、指導者からの教えをまずは「素直」にやってみて考える。そして、失敗したとしても真摯に受け止め学ぶことで、今後の人生に役立てていくということ。この三つが今回、G.G.佐藤さんから私は学ぶことができました。書ききれないお話もたくさんあり、ポジティブに考えることの重要性や、失敗の生かし方など、皆様の中でも感じ方が違う方もいらっしゃると思いますので、ぜひ一度ご視聴いただければと思います!

次回配信の配信は6月9日(水)20:00〜元日本代表「菊谷崇(きくたに たかし)」さんをゲストにお迎えし、「ラグビーが教えるチームスポーツに必要なこと」というテーマでお話いただきます。ラグビーのスピリットとしてもつ、”one team”や”One for all All for one”などの格言からもラグビーの団結力は、他のスポーツをされている方々にも学べることは多いはず。世界の厳しい世界とも戦い、現在はBring Up Academyで子供たちへラグビーを通じた「育成」を行なっており、菊谷さんが思う「教育」についてご自身の経験をもとに伺いますのでぜひこちらもご視聴いただければと思います!

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