【インタビュー】「幼い頃に通っていた習字教室が楽しかった」日本習字三田けやき台教室
兵庫県で「日本習字三田けやき台教室」を運営している笹部美佳さんにリモートインタビューを実施しました。コロナの影響が出始めた2020年2月にSgrumを導入。会員管理とオンライン決済の機能を使って管理を行なっており、教室を立ち上げた際の「想い」や、Sgrum導入の経緯や使用感について伺いました。
――まず「日本習字三田けやき台教室」のスクールについて教えていただけますか。
笹部:習字教室を運営しています。日本習字教育財団に所属しています。日本習字の教室として財団から教材が発行されているので、それを使用して指導を行なっています。
――日本習字教育財団から定期的に教材が送られてくるのでしょうか。
笹部:毎月一回送られてきて教材をもとに生徒たちに配布し指導しています。毎月月末にお清書の日があるのでお清書を財団の方に送ると添削されて結果が返ってきます。皆さん自分の級がそこでわかるようになっているんです。他の流派だったら冊子とかに名前が載ったりしていますね。
――通われている生徒は何人くらいいらっしゃるんですか。
笹部:うちの生徒は60人ぐらいいます。H Pや紹介で来られる方が多いですね。
――なぜ習字教室を立ち上げられたんですか?
笹部:小学1年生からずっと習字を習っていました。社会人になってからは仕事が忙しくて全然書けていませんでしたが、結婚して子どもを産んで、子どもが大きくなったら習字をやりたいなとは思ってたんです。でも出産後にやっぱり早く始めたいと思って、一念発起して子どもが1歳の時に立ち上げ、今で7年目になります。
―― きっかけは何だったんですか。
笹部:幼い頃に通ってた習字教室が楽しかったんですよね。自分でも教室を持ちたいなという思いがあったのと、専業主婦ではなく自分でも仕事がしたいという思いが強かったからですね。
――どんな子供たちが多く通われてますか。
笹部:小学生がほとんどです。まあみんな自由ですね、わちゃわちゃしてますよ(笑)。うるさい時も多いですが、あまりガミガミいっても楽しくないと思うので、まずは子どもが楽しめるように心がけています。宿題もやってきた方が上手くなるスピードは速いんですけど、強制にしちゃうと嫌ってなる子もいますので、宿題はやりたい人だけがんばろうというふうにしています。
――なるほどですね。通われていて上達するスピードはいかがですか?
笹部:なんかある時ポッと急に上手くなったりする子はいますね。やはりよく話を聞く子は素直に伸びていくし 全然話を聞いていない子は進みが遅いんですけど、毎回提出する作品を見返すと上手くなってるのは実感しますね。
――去年からの新型コロナウイルスの影響はいかがでしたか?
笹部:2020年3月の緊急事態宣言後教室はお休みにしました。解除後は兵庫県の要請もあり、授業時間を短くしたり、距離をとるなどの対策をとりました。現在は1回の受講人数を減らして運営しています。
――ちょうどスグラム導入したのが2月だったんですよね。
笹部:はいそうです。2020年2月に導入しました。それまで手渡しで月謝のやり取りしていたんですけど私1人の運営ですので、事務作業を軽減したくて導入しました。導入したことで集金管理などの事務作業が削減でき、かなり楽になりました。
――Sgrumを導入しようと思ったきっかけを教えてください
笹部:管理できるツールはないかなとずっと探していました。今までは保護者の方へのお知らせをL I N Eのグループで一方的に送っていたり、個別に連絡したりしていたんですけど、他のプライベートの話とごっちゃになって返事し忘れたりが多かったんです。
そんな時に、大阪で幼児教室を運営をされている先生のブログに出会い、「Sgrumを使ってます」ということで興味をもって問い合わせをしました。問い合わせをすると、営業さんに来ていただきお話聞いて即導入を決断しました。とにかくスピード感が良かったですね。話を聞きたいとお願いしてから直ぐにきてくれてスムーズに導入することができました。
――実際使ってみていかがですか。
笹部:保護者の方との連絡や月謝の管理、物販、アンケート機能などをメインに使っています。アンケート機能では、コロナの時期に「どういうことが心配ですか」や「どういう条件だったら来ますか」などを伺いました。保護者の方の不安を直接聞くことができてお子様の持病なども色々聞けたのでよかったです。
――Sgrumで欲しい機能はありますか?
笹部:たまに反応が遅い時はあるので、そこは改善してもらえたらいいなと思っています。振替の機能を使ってみようと思ったのですがコロナの影響もあって、いつ休みになるかわからないので今は使うのをやめています。あと、アルバムや写真を貯めていける機能があるといいなと思いますね。
――今後、教室としてやりたいことなどはありますか?
笹部:コロナで大勢で集まることが難しくなりました。お楽しみ会を去年の3月に企画したんですけどできなくなりました。年1回作品展を開催していたのですが、昨年度は見送り、今年度は9月にする予定です。大勢集まったりイベントができなくなったので同じ教室の授業の時間の子は仲良くなるけど、ほかの子との交流がなかなか難しいので、オンラインで繋がれるようなそういう機会も作りたいなと思っています。
――Sgrumでもサポートできるように機能改善や新機能のリリースなどのご案内ができるように努めてまいります。本日はありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。