「Sgrumを導入してスクール生・チーム生の未収金が0に」NPO法人日本スポーツ夢クラブ センアーノ神戸
OB選手には元日本代表の香川真司選手や、森島康仁選手、橘章斗選手など多くのJリーガーを輩出しているセンアーノ神戸。
2021年からSgrumを導入していただき、会員管理、連絡網に加えてオンライン決済を活用した月謝徴収や物販機能を活用していただいております。
今回は、U-18・15の監督を務める小菊 貞雄さんに地域に根ざしたセンアーノ神戸での活動とSgrum導入によってクラブ運営が大幅に改善された点について伺いました。
文:Sgrum編集部
写真:センアーノ神戸
小菊:2001年に兵庫県神戸市を中心に「地域活動」をテーマに立ち上げ、現在はサッカーと卓球教室とボール教室の3つの活動で運営しています。
――センアーノ神戸の意味は?
小菊:センアーノがブラジル語で「100」という意味です。100には100年継続するクラブ、常に100%全力で取り組む、100点の日本一のチームを目指していくという想いが込められ、単なるチームの成績だけではなく、組織・保護者の支援・地域の交流等という側面でも100点を目指しています。
――どういった子が通われているのでしょうか?
小菊:最初は神戸周辺の地域の子供達が多かったんですけど、今は姫路とか淡路とか大阪からも通ってくれる子も増えてきました。クラブの理念にはサッカーが入っていなくて、「健全な青少年の育成と明るく楽しい地域活動」としており、まずは地域活動を楽しくやろう、その次にサッカーの勝ち負けとか、大会での優勝とか、達成感などを置いているので、サッカーだけじゃない地域活動をブラさずやろうと考えています。なので幼稚園児〜社会人チームまで、幅広い年代の方々が属してもらっています。
――社会貢献活動が地域や子供たちに与える影響が大きいんですかね?
小菊:サッカーをやるにしても色々なことに興味は持ってもらいたくて、地域活動としてのクリーン作戦や、お米を子供達と一緒に作ってそれを販売したりとか。サッカーに関しても中学生が小学生を教えるなど様々な交流を混ぜ合わせながら指導をしています。
――コロナの影響で運営はどのように変わりましたか?
小菊:練習ができなくなったので、ZOOMを活用したトレーニングなど、できることをやっていましたが、休会される会員さんも多かったので正直厳しかったですね。
――その中で試したことなどはありますか?
小菊:チームとしてはZOOMやサッカーノートを活用してコミュニケーションをとってトレーニング状況の確認を行っていました。スクール活動時間のグランド解放は行っており、連絡は基本Sgrumで行っていたのでスムーズにご案内できる体制は整いましたね。
――Sgrumを導入した経緯は
小菊:これまで長年、銀行の引き落としを利用していたのですが、残高不足で引き落としができなかったり、未納の会員さんが多くいらっしゃいました。また、銀行も地元の提携銀行からの引き落としを指定していたので、新しく銀行口座を作っていただかなくてはならず、会員さんの負担も大きかったんです。そんな時に、永尾さん(Sgrum営業)からオンライン決済が利用できるSgrumを伺い導入を決めました。
――Sgrum導入で何が大きく変わりましたか?
小菊:まずは、スクール・チーム生の未収が0円になりました。クレジットカードやコンビニ支払いで月謝の対応ができるのは会員さんにとってもメリットがあって、登録後すぐにお支払いいただけるのでここは欠かせない部分になりました。
――活用している機能はなんですか?
小菊:まずは連絡網機能、そしてオンライン決済ですね。物販機能も使っているので、アプリ内ですぐに購入することができるのはとても良いです。また、最近ではスクールで動画機能も使ってスクールの様子を配信しているので保護者の皆さんからは喜ばれています。試合の映像やもっと長い動画が配信できるようになるといいなって思いますね。
――最後に今後、クラブとしてやっていきたいことなどございますか?
小菊:地域に根付いたスクール活動を行なっていくのが理念としてあるので、地域の皆さんが気楽にクラブハウスに寄ってきてくれる関係ができたら最高だなと思っています。地域の方々があの選手いいよねって言ってくれるような関係で、OB選手も戻ってきてくれる場所として運営していきたいと思っています。
――ありがとうございます。地域に根ざしたクラブの活動にSgrumとしても連携できるようなサービスを目指して運営してまいります。今後ともよろしくお願いいたします!