【大会レポート】アトレチコ・エラン横瀬が見事優勝! SgrumCUP U-11 in鹿児島県大崎町開催
2024年12月28日(土)〜29日(日)に鹿児島県大崎町で開催された「Sgrum CUP U-11 in鹿児島県大崎町」。今大会は、地元のスポーツコミュッションである「スポーツ観光おおさき」が運営協力として加わり、地域との連携を深めながらの開催となりました。
さらに協賛として「JAそお鹿児島」が参加。入賞チームにはJAそお鹿児島オリジナル商品の「ゆずそおダー」「のんみゃんせ」が賞品として贈呈されました。また、参加賞として葛餅とサトウキビ飴が全員に贈られるなど、地元色あふれる大会になりました。
Jリーガーによるサッカー教室でスタート
大会開催前には、参加団体や地域の子どもたちを対象に、大分トリニータ所属の宇津元 伸弥選手によるサッカー教室が行われました。プロの技術や心構えに直接触れられる貴重な機会とあって、子どもたちは目を輝かせながら熱心に取り組み、宇津元選手も「この地域から未来のJリーガーが出てほしい」という熱い思いで指導にあたっていました。
今回のSgrum CUP U-11には、全8チームの皆様にご参加いただきました。
曽於地区モデル地区トレセン(鹿児島県)、筑後FC U-12(福岡県)アトレチコ・エラン横瀬(大分県)、NESSO Football Club(宮崎県)、FC.LESTE(鹿児島県)、NIFS KANOYA FC(鹿児島県)、FC龍南(福岡県)、ASK(鹿児島県)(順不同)
異なる県から集まったチーム同士の対戦は、選手たちにとって大きな刺激になったようで、初日(12月28日)の予選リーグから白熱した試合展開が続きました。
初日(12月28日)は、4チーム×2グループの総当たり戦が行われ、翌日に向けての順位が決定。選手たちは慣れないピッチや他県チームとの対戦に戸惑いながらも、声を掛け合いながら奮闘し、日頃の練習成果を存分に発揮しました。
続く2日目(12月29日)は天候にも恵まれ、上位リーグと下位リーグに分かれ戦いました。トーナメントではなく総当たり戦ならではの、最後の試合まで勝ち点1つを争う熱い展開が続き、保護者やスタッフの声援も一層力強いものとなりました。
最後に頂点へ立ったのはアトレチコ・エラン横瀬
2日目(12月29日)の上位リーグの結果、アトレチコ・エラン横瀬が見事に頂点へ。堅固な守備と丁寧に繋ぐ攻撃でライバルを次々と下していく姿は圧巻で、観客席からも大きな歓声が湧き、その安定感と勝負強さに多くの拍手が送られました。
表彰式では、優勝を飾ったアトレチコ・エラン横瀬にトロフィーとJAそお鹿児島のオリジナル商品が贈呈されました。各チームの優秀選手にも商品が贈られました。
また、各チームから1名優秀選手が選出され、スポーツ観光おおさきにて作成された、ペットボトルキャップで作成された特製メダルが贈られ、笑顔が絶えないフィナーレを迎えました。
全日本少年サッカー大会のような大舞台がある一方で、こうした地域色豊かな交流の場も次代のサッカー界を担う人材育成の大切なステージとなっています。今後もSgrumは、各地で子どもたちの成長の機会を創出し、サッカーの普及と地域の活性化に貢献していきたいと考えています。次回以降の開催にも、ぜひご期待ください。