0-2 対桜町
1-2 対池尻
0-6 対MIP
今年は10連休中の開催で参加選手も少なく、残念ながら毎年行っていたセレクションも出来ず。逆に参加選手全員出場させながらチームの底上げと意識改革を目指しました。
桜町戦は練習して来た「チョンドン」を逆にやられて2失点・・・マンツーマンDFも中途半端で中盤でボールも奪えず、大してやられてもいないのにイライラして更にリズムを失い自滅した本当に勿体無い試合。
練習中の意識、態度がそのまま出た試合だと思います。いつもコーチに言われたことをただこなしているだけだからこうなる。常に「相手がいる」「相手も必死で頑張ってくる」ことを自分の頭の中で想定しながら練習し、「コーチからの指示をこなすのは当然で、それプラスその場その場の変化に自分の判断で対応出来る」様にならないと。なろうよ。
試合後かなりキツめに叱ったところ、2試合目の池尻戦は見違える様にいい試合をする。マンツーマンDFがきっちりハマり、次を考えながら動きつつボールを受けるも少し出来てきて、前半はカウンターで先制されたものの誰も下向かず、後半は圧倒的に支配し同点ゴール。最後は相手のコーナーキックの場面で選手交代してしまいフリーの選手に決められ(絶対にピンチで交代したらダメだよ)勝ち点こそ奪えなかったが、今後の可能性を感じさせてくれました。
2日目のMIP戦は相手のプレスが速く、殆どボールを繋げず、自陣でのボール回しを奪われて(しかも最後必死にスライしたり身体ぶつけたりも出来ず)数失点(このプレスの速さを想定して練習しようね。そしてもっと自陣ゴール前は必死にならなきゃ!)。
そして試合後に渡邉コーチが指摘したのは以下2点。
①ディフェンスの際に声が少な過ぎる。特に前半の最初(相手の1対1が強いからつい味方が抜かれる事を恐れてカバーリングに入ってしまうのは理解はするけど)マンツーマンDFが徹底出来ず(特にじゅんぺいのポジションが中途半端)、そこでフリーになった相手にパスが出た時になおやが自分のマーク(相手のキープレイヤー) を「何も言わずに」捨てて対応しに行き前線にフリーの選手を作ってしまい右サイドをやられまくる。先ずはマンツーマンと決めたらマンツーマンをもっとみんなで徹底すること(もしくはゴール前固めるならみんなで徹底して固めること。ディフェンスは1人じゃ出来ないよ)。そしてなおやは「声で」じゅんぺいにマークに行かすか、自分の捨てたマークをじゅんぺいに受け渡すかしなくてはならない。なおやだけの問題ではないよ。途中で指示与えてなおやをりょうに交代するものの根本的には解決しなかった。
②後半相手コーナーキックの時に、りょうがマークしていた相手にボールが無いところで一瞬で振り切られフリーにして失点。これが君たちに足りないところ。この時の相手の動きを覚えよう。使いたいスペースに最後入る為に、使いたいスペースは空けておいて2つ位のフェイントを入れてトップスピードで飛び出す動き。
MIP側から見れば、①前からの素早いプレス②個の強さを使いマークのずれを作りフリーの選手を使う③リスタートでボールの無いところで振り切る、といういつもやっていることだけで勝った、点差以上に楽勝な試合だったと思います。あのレベルになると、いつもやっていることでは上手く行かない時に繰り出す「プランB」「プランC」を持っており、そこまでみんなに体感して欲しかったのですが、残念ながらそこまで至らず。
ですが、直前練習を含め3日間通じずっと言い続けて来た「次を考えながらボールを受ける」「動きながら受ける」「他の選手が動いて空けたスペースを使う」はかなり向上し兆しが見えて来ました。改めて自分たちの甘さも実感した筈。これを機に練習態度が変わる(言われたそとをやるだけではなく、もっと自分の頭で考える、必死な相手DFがいることを常に想定する、駆け引きする)ことを期待します。大事な時に必要な声が出ることも。お疲れ様でした。