1観て判断をする
まず見るという動作そのものの定着がない。自分自身高校生になってからその重要性に気づいた部分もあるため仕方ないこととも思う反面、早くからその意識をつけてほしい。見ることと技術は表裏一体で、周りを見てないと技術を発揮できないし、技術が無ければ焦って見ることもできない。
2判断を伴ったテクニックの発揮
個人名を挙げると、スンギの武器である積極的なドリブルが分かりやすいと思う。あれだけガツガツいけるのは間違いなく長所だと断言できるものの、敵のいないスペースにドリブルする、という感覚はまだない。ドリブル、積極性の武器を、敵がいない広いスペースで生かせれば明確な脅威になる。どこでその技術を発揮するのか、1と被る部分ではあるが、やはり判断が必要
。
3攻守にかかわりつづける
プレーの連続性はあまり無かった。例えばシムラユウキがボールを奪ってから攻撃に繋がるパスを出すシーン(何度もあったし、非常に良かった)も、パスを出すまでの流れの連続性(ユウキ個人の連続性)は見られたものの、そのまま上がっていくこと、他の選手が関わっていくことなどチーム全体での連続性はまだ改善の余地がある。
4積極的なコミュニケーション
声を出している選手にばらつきがあるのは改善する必要がある。ダブルゆうきの声出しは非常に良かった。ナイス!戻れ!なんでも良いからまず声を発することに意味がある。最終的には試合中に選手同士でやりとりして問題解決を行うのが理想だが、まずは声を発するという行為自体をさせる必要がある。声が出るだけチームの勢い、力はかなり変わる。
勝ちにこだわる姿勢が必要だと感じた。自分が良いプレーをすることに集中しすぎてしまっている。当然自分の活躍にこだわることは大事だが、自分がいいプレーをして結果的にチームを勝たせる、という具合に目的をチームに向けて欲しい。