4/17 2年生練習試合
会場:J&Sフィールド vs北沢キッカーズ
①観て判断する
試合全体を通して、観るという意識はまだまだ薄いように感じられた。コートが少し小さいこともあるがこの年代ではありがちなお団子サッカーになってしまうシーンが何度か見られた。また、ドリブル時も目線が下を向いてしまっているため、狭い場所や相手に向かってドリブルをする形になり、結果密集し蹴り合いになってしまっていたようにも思える。ボールをもらう前に相手がいない方向やスペースを見つけるだけでその後の自分のプレーがどんなに楽になるのかを知ってほしい。そのためにも、周りを観ることは常に意識してほしい。
②判断を伴ったテクニックの発揮
この点に関しては、正直まだまだこれからという印象。逆にこの年代でできる選手は少ないためこれからの練習で一緒にレベルアップしていきたい。ただ、普段小さいハードルを使用している成果か、沢山の得点シーンが見られたことは良かった。シュートの際には相手のGKを観る意識ができており、GKがいない方向やポスト付近を狙ってしっかりシュートを打てていた点は評価できる。
③攻守に関わり続ける
攻撃も守備も体を張って最後まで諦めずにやれていたという印象。ただ、人任せのプレーが多かったようにも感じられた。攻撃の際、ボールを持った選手に対するフォローがいない点は改善の必要がある。強いチームが相手になれば、一人で打開するのはどんどん難しくなってくる。一人一人が主役だと思ってボールに常に関わるようにしてほしい。
④積極的なコミュニケーション
ある程度は取れていたと思うがもっとできるのではないか。相手のコーナーキックの際のマーク確認など少しでもコミュニケーションを取ることでチームにとっては大きな助けになる。特に、GKは全体を見渡せる唯一のポジション。ゴールを守るだけでなく、1人のプレーヤーとして後ろから指示を出してみんなのサポートをできるようになってくれればベスト。GKを固定しない赤コミにとってはみんなが成長できるチャンス。日頃の練習から選手同士で沢山コミュニケーションを取っていってほしい。