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校長からのお手紙

子ら駆けるフットボールのフィールドに

校長からのお手紙
(2023年5月28日)

いつもありがとうございます。
校長のムラタぐです。

駒場に帰って早くも3回練習しました!
本当にもう最高です!
ブラボー!ブラボー!

フカフカの緑の人工芝!
響き渡る子供達の歓声!もう最高!
みんな!ありがとう!
みんな!ブラーボー!ブラーボー!

そんな歓喜の中
私は蜂窩織炎(ホウカシキエン)という
怖い病気にかかりまして
しばらく走行不能になりました。

傷口から入ったバイ菌で
皮膚組織が炎症を起こす病で
免疫機能の低下が原因です。

めちゃくちゃ腫れまして…

局部麻酔して腐敗した皮膚組織を
切除する手術を受けました。

え!ウソでしょ…

見えない微生物からのタックル!?
このくらいで倒れるなんて…
もう若くもない我が身の体力の過信を
大いに反省しております。

しばらくは
明治大学ラグビー部の往年の名監督
北島忠治先生のように選手達を温かく見守る校長の仕事に徹したいと思います。

さて見守ると言えば…

私はこのラグビースクールの校長としての仕事の他に福(複)業の一つとして
三鷹にある「探究学舎」という
受験勉強を教えない学習塾で
講師の仕事もしています。

受験勉強を教えない塾って
じゃあ何教えるのって感じですが…

探究学舎は
子ども達が自ら学び始めたくなるように
子ども達の学びの場を整えて
驚きと感動の種を蒔くんです。

そしてその種が発芽して自ら力強く育つ事を願い見守りサポートする塾です。

私はそんな素敵な塾で
講師の仕事をしています。

探究学舎の講師仲間に
星川賢吾くん(通称ホッシー)という
素晴らしい若者がいるんです。

熱くて真面目で
サッカーをこよなく愛し
子ども達の探究を
まるで夜空に輝く天の川のように
そっと見守る強くて優しい男。

それがホッシー!

ホッシーと一緒に
私は隔週月曜日に
ラグビースクールなのに
サッカーを楽しむ会という
会もやっています。

ラグビー日本代表の
名スタンドオフの田村優選手は
中学までサッカー少年でした。

こないだのリーグワンの
3位決定戦でサントリーサンゴリアスの
息の根を止めた彼のあのキックパス。

サッカー少年だった頃に
培ったパスのセンスなのでしょう。

ラグビースクールなのに
サッカーを楽しむ会から
田村優選手みたいな
ラグビー選手が誕生したら
面白いよなあと私は隔週の月曜日も
心から楽しみにしています。

子ら駆ける
フットボールの
フィールドに
走れぬけれど
見守る喜び
ムラタぐ式部

今の気持ちを趣味の短歌を詠みつつ
校長からのお手紙を書かせて頂きました。

お付き合い頂きまして
どうもありがとうございます。

さて我が同志のホッシーからも
趣味の旅のガチレポート
「欧州サッカー探訪記」が届きました。

サッカー文化とラグビー文化の
違いも感じられてとても面白いので
ぜひ皆さんご一読ください。

東京セブンズラグビースクール
校長 村田祐造

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