校長からのお手紙
(2023年10月5日)
いつもありがとうございます。
校長のムラタぐです。
今回は、私たちのユニフォームとTシャツに込めた想いをお伝えします。
公式ユニフォームには、
Tough and gentle
という言葉があります。
強くて優しい人になる
という本校の理念です。
ラグビーとは紳士淑女が行う
野性的なスポーツである
という言葉があります。
だからラグビーの公式戦では
紳士淑女の嗜みとして
仲間や相手チームへの敬意として
ラグビーの選手やコーチやスタッフは
全員ブレザーを着用して集合します。
そして選手達は
ロッカールームで
紳士として着ている服を
一枚一枚剥ぎ取っていくうちに
野獣に近づき野性を解放していきます。
人間は動物です。
その内に秘めている野性を解放するのが
ラグビーのロッカールームなのです。
しかし、人間には野性と同時に理性があります。万物の霊長たる由縁です。
野性を解放しても、理性を忘れないためにラグビー選手は、白い襟のラグビージャージを着るのです。
白い襟は、紳士がまとう衣服の象徴であり、人間の理性の象徴です。
内なる野性を解放しつつ
人間の理性を保ちながらプレイする。
これがラグビーの素晴らしさなんだ。
わかるかー?
と私の学生時代の恩師である
水上コーチが教えてくれました。
ぜひとも、お母様達におかれましては
ラグビージャージの白い襟は、
強くて優しい紳士の証なのよ。
と子ども達にウインクしながら
お伝えいただければと思います。
本校のチアダンスチーム「FLOWERS」の名前に込めた想いは、
個性が花咲く花束のようなチームになるように、という高橋沙季コーチの想いと、
ムラタぐが大切にしている、
スポーツ心理学の用語FLOWという言葉に由来します。
FLOWとは
無我夢中で楽しく一生懸命
チャレンジそのものを楽しんでいる
心の状態です。
FLOWな人(FLOWER)は
野に咲く花のように
元気で強くて優しいので
人を元気にします。
FLOWERSというチーム名には
私達もそんな花のような人になろう
という願いが込められています。
日常生活にFLOWな時間が増えると、
人生も楽しく一生懸命豊かなものになっていくことでしょう。
そんな願いを込めて、
私達は公式ユニフォームとTシャツを作りました。
引き続きよろしくお願いします。
東京セブンズラグビースクール
村田祐造