校長からのお手紙
(2025年2月4日)
いつもありがとうございます。
校長のムラタぐです。
さて先日、本校のチアダンスクラスFLOWERSが
USA Regionalsという大会に挑戦しました。
今回は観戦応援記をお届けします。
FLOWERSが結成されてからもう3年半。
最初は本当に"種から芽吹いた双葉"のようだった子ども達。
音楽がスタートしてワンフレーズ。
ちょっとダンスしただけで
「うわ!この子達めっちゃ成長した!キレキレやんか!」
とわかりました。
その後も片手側転・ターン・ジャンプなどなど...
新しくチャレンジしているテクニックが増えていました。
笑顔もピカピカでした。
今回の大会では、完全にチアリーダーとして成長して躍動し、笑顔が花のように咲いていて…
私は本当に驚きました。
感動しました。
さきコーチが嬉しそうに
教えてくれました。
「みんな本番でドカンと
踊れるようになったんです。」
つまり、今までの大会では、緊張したり他のチームに気をとられたりして、ミスをしたり散漫になったりしていた。
しかし、今回は練習通りの、あるいは練習以上の踊りが本番でドカンと出せるようになったというのです。
練習は本番のように。
本番は練習のように。
本番を意識してたっぷり練習。
本番でその成果をドカンと出す!
それができるようになったなんて!
めちゃくちゃ成長です。ナイス!
しかし!
FLOWERSはこの大会で、目標としていた点数・順位と、
決められた点数に達したらもらえる色のリボンには、あとちょっと...たった1点ほど足りず届かなくて…
生徒達は地団駄を踏んで悔しがっていました。
コーチ達もその悔しさに向き合っていました。
コーチ達も悔しい。
もっと点数いくとおもってた。
正直悔しい。
だけど、ここまでみんなががんばって成長してきた事はコーチはわかってる。
みんなすごいよ。
あと1点だよ。あと1点。
あとちょっと!
スコアシートよく読んで
また練習しよう。
いいところ伸ばして!
足りないとこ埋めて!
みんな次の大会まであと1ヶ月!
がんばろう!GO!FLOWERS!
みんなで素晴らしい円陣を組んでいました。
私はその一部始終を見守っていました。
さきコーチとあきなコーチは、花の成長を厳しく温かく見守る"プロの庭師"のような顔をしていました。
種から芽生えた双葉がきちんと成長し、花を咲かせ結果が実るまでには、土を耕し肥料をやり、風を防ぎ、光を当てる庭師が必要です。
次の大会を目標に
生徒達と彼女達はまた成長するでしょう。
目標は目的のための手段だよ。
目的は、みんなの成長なんだ。
誰かを応援する事がチアスピリット。
自らは脇に置いて
誰かを応援する強さと優しさへの成長。
それが目標の先にある目的。
来月には、2024年度最後の大会と、
チアダンスクラス全体の発表会があります。
目標の大会に向けて挑戦し
成長した姿を発表するFLOWERSの発表会は、
3月23日(日)を予定しています。
ぜひ皆さん、
彼女達に応援されるためにご来場来ください。
めちゃくちゃ元気でますよ!
楽しみですね。
庭師を育てる庭師のムラタぐでした。
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東京セブンズラグビースクール校長 村田祐造(ムラタぐ)