5月3日(金・祝)~6日(月・祝)、一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会が開催した「キッズトライ国際交流プログラム」に参加しました。
この「キッズトライ国際交流プログラム」は、小学5~6年生を対象にタグラグビー大会を中心とした国際交流イベントで台湾の台北市で開催され、アカデミーから、アカデミー生5名と濱里コーチが参加しました。
以下、参加した濱里コーチのイベントレポートになります。
※一部写真は「一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会」よりご提供いただきました。
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こんにちは。コーチの濱里です。
5月3日~6日の期間で「一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会」様主催の「国際交流プログラム ・キッズトライ 2024」に参加させていただきき、アカデミー受講生5名と共に台湾で活動をしてきました。
今回のプログラムの目的は、「日本各地と海外の小学生世代を対象とし、多くの子どもたちが馴染みやすく“言葉の壁”を越えてプレーできるタグラグビーをメインの交流手段として、次世代のグローバル人材の育成(カルチャーインテリジェンスの獲得機会の提供)を図ります」というものでした。
※プログラムの詳細は以下のURLよりご覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1PCAGeZ7wQu4_DyQ8yqbYhdcNm_pPkXSP/view?usp=drive_link
短い期間ですが、自国とは違う文化や言語を持つ同世代の子達との活動はとても良い経験になったと思います。
プログラムの目的はラグビーの上達というより、「交流」に焦点を当てたもので、実際にたくさんの交流の機会がありました。
その中でも印象に残ったシーンをいくつかご紹介したいと思います。
・アカデミー受講生同士の交流
今回、日本経済大学のグラウンドで活動している月曜クラスから2名、グローバルアリーナで活動している火曜・木曜クラスから3名が参加しました。行きの福岡空港ではお互い話しをしたりする事もなく別々で行動していましたが、帰りの空港では5人で和気あいあいとしていました!また、帰国後に顔を合わせる機会がない中、アカデミーの際に、お互いの様子を気にかける質問をコーチにしてくれました!
アカデミーの合宿や、大会などで顔を合わせた際にはお互いに合図したり、台湾での思い出話をするようなシーンを見ることができそうで楽しみです!
・国内地域間の交流
今回のプログラムには、日本国内の様々な地域(岩手県、広島県、福岡県(アカデミー受講生)、熊本県)から子ども達が参加していました。
ホテルの部屋割りの際に人数の関係上、他県の参加者と同じ部屋になることがあり、最初は「福岡組で同じ部屋にできないですか?同じ部屋が良かった」と言っていましたが、プログラム終盤にはすっかり部屋の子ども達と打ち解け、ホテルでの朝食なども一緒に食べていました。
また、レストランの食事やタグラグビーの際も他県の参加者とグループになることがあり、緊張気味ではありましたが楽しそうに交流をしていました!
・国際交流
プログラムのメインであるタグラグビー交流で台湾の小学校を訪れた際には、台湾の小学生による獅子舞が披露され、熱烈な歓迎を受けました。
その後、お土産交換をして、タグラグビーのチーム編成を行いました。チーム編成は台湾・日本の混成チームで、日本はさらに地域もばらばらなメンバーでした。そんな出身地や言語が違うメンバーで、チーム名や試合前の掛け声を決めるというワークショップをして試合に臨みました。
どうなるかと思っていましたが、試合の際にはチーム名も掛け声もしっかり決まっており、白熱したゲームが繰り広げられていました。
大人の心配をよそに、子ども達は言語が違う中でもコミュニケーションを図り、チームとして活動していて驚かされました!
その日の夜は、台湾名物の夜市(飲食や遊びの屋台がたくさん並んだ通り)で、台湾の小学生達と食事をしました。学校の中だけではなく、学校外でも交流できたのは、現地の文化を実感できる良い経験になったと思います。
このようにたくさんの「交流」がありました。
今では、日本のラグビーでも高校生から社会人チームまで外国人選手が活躍していたり、逆に日本人選手が海外のチームで活躍していたりと、グローバルな時代だと思います。
そんな中で、今回のプログラムの目的の1つである「カルチャーインテリジェンスの獲得の機会」は、スポーツに限らずとても貴重なものだと感じました。
またこのような機会があれば、是非みなさまに参加いただきたいと思いました。
090-3346-3290
土日祝日を除く平日10:00~17:00