日本・ASEAN友好協力50周年記念事業に参加しました
2月20日(火)~22日(木)の3日間、日本・ASEAN友好協力50周年記念事業「JENESYS 日本・ASEANスポーツ(ラグビー)×SGD’s交流」のタグラグビー交流プログラムの講師としてアカデミーコーチ6名が参加しました。
この事業は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が、日本政府が推進する対日理解促進交流プログラムJENESYS 日本・ASEAN友好協力50周年記念認定事業「JENESYS 日本・ASEANスポーツ(ラグビー)×SGD’s交流」に協力し、「アジアンスクラムプロジェクト」の一環として、同プログラムで来日するASEAN諸国及び東ティモールの青年77名を対象にラグビーを通じた国際交流事業を実施するものです。
詳しくはこちら
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00317.html
サニックスラグビーアカデミーからマスターコーチとして渡邊、アシスタントコーチとして堀田、永留、濱里、下山、向井の6名が参加。
参加した6名のコーチは最終日のフレンドリーマッチに向けて、初日はタグ取りゲームやトライゲームで楽しみ、夜にはタグラグビーの魅力を講義。2日目の午前は実践に近い4対2、4対4、午後は4対4の練習ゲームの指導を行いました。
3日間天候が悪く、2日目、3日目は室内での実施となりましたが、参加者は初めてラグビーボールを手にする方もいる中、言葉の壁を越えジェスチャーなどを交えながら他国の参加者と積極的にコミュニケーションを取って、最終日のフレンドリーマッチはレベルの高いプレーも見られ、大いに盛り上がりました。
【渡邊マスターコーチのコメント】
「言語が異なる12ヶ国の人々全員が、どのようにしたら一人として取り残されることなくタグラグビーを楽しむことができるのか?」を考え続けて事前準備をし、しかし立てた計画は雨のためすべて白紙となり、大きなチャレンジの3日間でした。結果的には、訪日者の皆さん、事業運営団体の日本国際協力センター(JICE)の皆さん、ラグビー協会の皆さんに満足していただき、大成功に終わりました。
最初に決めた約束事として、積極的に行動すること、他者を受け入れること、良い・悪いの最小限意思疎通ができるジェスチャーを定めたことが、良かったのではないかと思います。
また、サポートしてくれた立命館アジア太平洋大学ラグビー部、九州産業大学女子ラグビー部の皆さんにも感謝いたします。
ラグビー経験のある方、ない方がいる中、それぞれができることをやってくれたので、3日目のフレンドリーマッチはコーチの必要がないくらい、積極的なプレーと行動をしてくれました。
この3日間は我々コーチにとっても非常に勉強なり、成長することができました。
素晴らしい経験の機会をいただき、ありがとうございました。