第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会愛知県大会決勝
名古屋 33-14 栄徳高校
試合日時: 2025年11月15日(土)14:00
会場: パロマ瑞穂ラグビー場
■試合の見どころ
聖地・花園への出場権をかけた、第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会愛知県大会決勝。相手は同じく決勝まで駒を進めてきた強豪、栄徳高校です。
私たち名古屋高校ラグビー部は、今シーズン、直近10試合で8勝と好調を維持しており、1試合平均31.8点という高い得点力を武器に勝ち上がってきました。特に、先制した試合での勝率は87.5%と非常に高く、試合の入り方が勝利への大きな鍵を握ります。また、試合終盤10分間での得点力もチームの強みであり、最後まで諦めない粘り強いラグビーが信条です。
過去に直接対決のデータはないものの、決勝という大舞台で互いのプライドが激しくぶつかり合う、緊迫した試合展開が予想されました。選手たちの気迫と、これまで積み上げてきた練習の成果が試される一戦となりました。
■名古屋高校 スターティングメンバー・リザーブメンバー
- スターティングメンバー
1. PR 山北 剛大
2. HO 丹羽 倖己
3. PR 村瀬 暁祐
4. LO 寺田 絢哉
5. LO 酒井 優輔
6. FL 市川 結雅
7. FL 長谷川 康大
8. No.8 山本 航大
9. SH 富塚 耕太
10. SO 服部 謙成
11. WTB 鈴木 晴太
12. CTB 高木 貫大朗
13. CTB 中島 裕次郎
14. WTB 大川 泰志
15. FB 田中 颯次郎
- リザーブメンバー
16. 鎌倉 司
17. 寺島 京太朗
18. 植木 健文
19. 古川 大介
20. 宮原 啓太
21. 福永 煌
22. 杉方 敢
23. 幅 絢太郎
24. 加茂野 魁
25. 中村 一颯
■スコア詳細
前半(名古屋 14 - 7 栄徳高校)
11分 名古屋 トライ:丹羽 倖己(5点)、コンバージョン:服部 謙成(2点)
21分 名古屋 トライ:丹羽 倖己(5点)、コンバージョン:服部 謙成(2点)
28分 栄徳高校 トライ(5点)、コンバージョン(2点)
後半(名古屋 19 - 7 栄徳高校)
4分 名古屋 トライ:田中 颯次郎(5点)、コンバージョン失敗
10分 栄徳高校 トライ(5点)、コンバージョン(2点)
23分 名古屋 トライ:中島 裕次郎(5点)、コンバージョン:服部 謙成(2点)
31分 名古屋 トライ:福永 煌(5点)、コンバージョン:服部 謙成(2点)
■ゲームレポート
快晴の空の下、パロマ瑞穂ラグビー場に決戦のホイッスルが鳴り響きました。多くの観客が見守る中、選手たちは固い表情でピッチに立ち、試合は序盤から互いに一歩も譲らない激しい攻防で幕を開けました。
均衡を破ったのは名古屋でした。前半11分、敵陣深くでの攻防からチャンスを作ると、HO丹羽倖己が力強い突破でディフェンスラインをこじ開け、先制のトライ。SO服部謙成も難しい角度からのコンバージョンゴールを冷静に決め、7-0とリードを奪います。この先制点で勢いに乗った名古屋は、さらに攻勢を強めます。前半21分、再びHO丹羽が相手の隙を突いてインゴールに飛び込み、本日2本目のトライ。服部のコンバージョンも成功し、14-0と理想的な形で試合を進めました。しかし、決勝まで勝ち上がってきた栄徳高校も黙ってはいません。前半終了間際の28分、一瞬の隙を突かれてトライとコンバージョンを許し、14-7。7点差に詰め寄られた形で前半を折り返しました。
後半、リードを広げたい名古屋は開始早々にチャンスを迎えます。後半4分、バックスが見事な連携を見せ、最後はFB田中颯次郎が快足を飛ばしてトライ。貴重な追加点を挙げ19-7とします。しかし、コンバージョンは惜しくも失敗。この直後の後半10分、栄徳高校の猛反撃に遭い、再びトライとゴールを決められ19-14。点差はわずか5点となり、試合は一気に緊迫した展開となりました。
苦しい時間帯が続きましたが、名古屋フィフティーンは誰一人として下を向いていませんでした。スタンドからの大声援を背に、ディフェンスで必死に耐え、反撃の機会を窺います。後半12分には大川泰志に代わり幅絢太郎を投入。流れを変えようと試みます。そして試合が終盤に差し掛かった後半23分、ついに名古屋が試合を動かします。CTB中島裕次郎が値千金のトライを奪い、SO服部が確実にコンバージョンを成功させ26-14。再びリードを広げ、相手の追撃ムードを断ち切りました。ここで畳み掛けたい名古屋は、後半27分に山北剛大、富塚耕太、長谷川康大を下げ、鎌倉司、宮原啓太、福永煌を投入。フレッシュなメンバーで最後の勝負に出ます。この采配が見事に的中。後半31分、交代で入ったばかりの福永煌がチームの期待に応えるダメ押しのトライ。服部もこの日4本目となるコンバージョンを決め、スコアは33-14。勝利を決定づけました。最後まで集中力を切らさず戦い抜いた選手たちは、ノーサイドの笛が鳴ると、喜びを爆発させました。
■まとめ
前半にリードを奪いながらも後半に5点差まで詰め寄られるという苦しい展開となりましたが、チームの強みである「終盤の得点力」を存分に発揮し、見事勝利を掴むことができました。2トライを挙げた丹羽倖己選手、試合を決定づけるトライを決めた中島裕次郎選手、福永煌選手、そして100%の成功率ではなかったものの要所で重要なゴールを決めた服部謙成選手をはじめ、全選手がそれぞれの役割を全うした結果の勝利です。
この結果、私たちは第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会愛知県大会で優勝し、悲願であった花園への出場権を獲得いたしました。これは選手たちの努力はもちろんのこと、日頃からチームを支えてくださる保護者の皆様、OBの方々、学校関係者、そして本日、会場で熱い声援を送ってくださったすべてのファンの皆様のおかげです。皆様の応援が苦しい時間帯の選手たちの背中を押し、勝利へと導いてくれました。本当にありがとうございました。
愛知県代表としての誇りを胸に、全国の強豪が集う花園の舞台でも、名古屋高校らしい粘り強く、最後まで諦めないラグビーで一戦一戦を全力で戦い抜きます。引き続き、名古屋中学・高校ラグビー部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。
052-721-5271
平日9:00~18:00