<SpoLive>
https://web.spo.live/event/qvyL0YkVtZ/?locale=ja&t=18914
❒AIレポート
終盤の猛追及ばず、準優勝。愛知県総体決勝、中部大春日丘に31-26で惜敗
令和8年度愛知県総合体育大会ラグビーフットボール競技決勝
中部大春日丘 31-26 名古屋
試合日時:2026年6月6日(土)12:30 K.O.
会場:朝宮公園
**【試合の見どころ】**
愛知県高校ラグビーの頂点を決める、令和8年度愛知県総合体育大会決勝。相手は長年のライバルであり、県内の覇権を争う中部大春日丘高校。まさに事実上の愛知県ナンバーワン決定戦となるこの一戦は、キックオフ前から会場全体が独特の緊張感に包まれていました。
名古屋高校は、今シーズンここまで好調を維持。直近10試合で6勝を挙げ、1試合平均35.1点という高い得点力を誇ります。特に、試合の主導権を握る上で重要な「先制時の勝率」は100%を記録しており、試合の入り方が大きな鍵を握ると予想されました。また、試合終盤10分間での得点力も高く、最後まで諦めない粘り強いラグビーが我々の持ち味です。
過去の直接対決データはないものの、互いに手の内を知り尽くした相手。両校のプライドと高校ラガーマンとしての全てを懸けた、80分間の激闘が期待されました。
**【スターティングメンバー・リザーブ】**
1. 鎌倉 司 (92)
2. 那須野 大智 (81)
3. 松野 秀悟 (96)
4. 春名 奏汰 (56)
5. 宮原 啓太 (94)
6. 大澤 一晶 (58)
7. 諸岡 拓弥 (45)
8. 饗場 弘輝 (59)
9. 富塚 耕太 (22)
10. 服部 謙成 (70)
11. 鈴木 晴太 (79)
12. 田中 颯次郎 (84)
13. 大川 泰志 (89)
14. 安藤 結哉 (38)
15. 角岡 潤都 (97)
**リザーブ**
16. 山北 剛大 (86)
17. 水谷 謙吾 (42)
18. 鬼頭 快空 (55)
19. 大隈 大介 (16)
20. 矢内 知廣 (24)
21. 小林 聖悟 (28)
22. 瀧 愛統 (65)
23. 伊藤 大雅 (90)
24. 鈴木 康之介 (75)
25. 水谷 旬 (95)
**【スコア詳細】**
**前半(中部大春日丘 12 - 14 名古屋)**
4分 名古屋 トライ:服部 謙成(5点)、コンバージョン成功:服部 謙成(2点)
5分 中部大春日丘 トライ(5点)、コンバージョン失敗
8分 中部大春日丘 トライ(5点)、コンバージョン成功(2点)
21分 名古屋 トライ:鎌倉 司(5点)、コンバージョン成功:服部 謙成(2点)
**後半(中部大春日丘 19 - 12 名古屋)**
4分 中部大春日丘 トライ(5点)、コンバージョン失敗
16分 中部大春日丘 トライ(5点)、コンバージョン成功(2点)
19分 中部大春日丘 トライ(5点)、コンバージョン成功(2点)
25分 名古屋 トライ:水谷 謙吾(5点)、コンバージョン成功:服部 謙成(2点)
31分 名古屋 トライ:富塚 耕太(5点)、コンバージョン失敗
**【ゲームレポート】**
愛知県の頂点を目指す戦いが、初夏の陽光が照りつける朝宮公園でキックオフされました。
試合は序盤から動きます。前半4分、敵陣深くまで攻め込んだ名古屋は、素早いボール展開からチャンスを作ると、司令塔のSO服部謙成がディフェンスラインを切り裂き、鮮やかな先制トライ。自らコンバージョンゴールも冷静に沈め、7-0と最高のスタートを切ります。
しかし、王者の壁は厚く、中部大春日丘がすぐさま反撃。前半5分、8分と立て続けにトライを奪われ、瞬く間に7-12と逆転を許してしまいます。一気に試合の主導権を握られたかのように見えましたが、名古屋フィフティーンの心は折れていませんでした。FW陣が体を張ったプレーで相手のプレッシャーを食い止め、BK陣は粘り強いディフェンスで追加点を許しません。
そして前半21分、我慢の時間が実を結びます。敵陣ゴール前での攻防で、FW陣が一体となってプレッシャーをかけ続けると、最後はプロップの鎌倉司が力でねじ込み、待望のトライ。SO服部が難しい角度からのコンバージョンゴールをきっちりと決め、14-12と試合をひっくり返します。前半のうちに再逆転し、リードを奪ってハーフタイムを迎えられたことは、チームに大きな勇気を与えました。
2点リードで迎えた後半。勝利への期待が高まる中、試合は再び試練の展開を迎えます。後半開始早々の4分、中部大春日丘にトライを奪われ、14-17と三度逆転を許してしまいます。さらに、ここから相手の猛攻が始まり、16分、19分と立て続けにゴールラインを割られ、スコアは14-31。わずか15分間で17点差をつけられるという、非常に厳しい状況に追い込まれました。
しかし、選手たちは最後まで勝利を諦めていませんでした。ベンチからフレッシュな選手が次々と投入され、チームに新たな活気をもたらします。ここから名古屋の誇る「終盤の粘り」が発揮されました。
後半25分、途中出場の水谷謙吾が、仲間が繋いだボールを手にすると、決死の覚悟で相手ディフェンスに突進。気迫のこもったプレーでトライを奪い返します。SO服部のコンバージョンも成功し、21-31。反撃の狼煙を上げます。
スタジアムを埋め尽くしたサポーターの大声援を背に、名古屋の猛追は続きます。試合終了間際の後半31分、俊足のSH富塚耕太が相手ディフェンスの僅かな隙を見逃さず、快足を飛ばしてインゴールへ。スコアを26-31とし、ついに逆転可能なワントライ・ワンゴール差まで詰め寄りました。
逆転への望みを繋ぐコンバージョンゴールは惜しくもポストを逸れましたが、フィールドの選手たちの目は死んでいませんでした。残り時間、最後の力を振り絞り、逆転のトライを目指して敵陣へと攻め込みます。しかし、あと一歩及ばず、ここで無情のノーサイドの笛。激闘の末、5点差で涙を呑む結果となりました。
**【まとめ】**
愛知県総体決勝、中部大春日丘高校との一戦は、26-31での惜敗となり、準優勝という結果で大会を終えました。目標としていた優勝にはあと一歩届きませんでしたが、選手たちは最後まで勝利を信じ、持てる力のすべてを出し切ってくれました。先制、逆転、再逆転、そして試合終了間際の猛追と、最後まで手に汗握る展開は、観る者すべてに感動を与える素晴らしいゲームでした。
この決勝の舞台で、強豪相手に一歩も引かずに戦い抜いた経験、そして流した悔し涙は、必ずや選手たちを、そしてチームをさらに強くしてくれるはずです。この敗戦から得た課題と向き合い、冬の全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)愛知県予選では、必ずやリベンジを果たし、愛知県の頂点に立つことを誓います。
最後になりますが、当日、会場まで足を運び、熱い声援を送ってくださった保護者の皆様、OBの皆様、学校関係者の皆様、そして日頃から名古屋高校ラグビー部を支えてくださるすべての皆様に、心より御礼申し上げます。皆様のご声援が、最後まで戦い抜くための大きな力となりました。本当にありがとうございました。
そして、最後まで我々と死闘を繰り広げ、素晴らしい試合を共につくり上げてくれた中部大春日丘高校ラグビー部の皆様に、心からの敬意と感謝を表します。
これからも、名古屋高校ラグビー部への変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
052-721-5271
平日9:00~18:00