劇的逆転勝利! 終盤のPGが決勝点となり東海選抜初戦を飾る
令和7年度第30回東海高等学校選抜ラグビーフットボール大会Aブロック1回戦
名古屋高校 20-17 岐阜聖徳学園高校
試合日時: 2026年2月14日(土)13:10 K.O.
会場: グリーンフィールド中池
【試合の見どころ】
新チームとして臨む最初の公式戦、東海高等学校選抜ラグビーフットボール大会が開幕しました。初戦の相手は岐阜県の強豪、岐阜聖徳学園高校。最近10試合で7勝を挙げ、特に試合終盤10分での得点力が際立つ名古屋高校にとって、この初戦は今後の戦いを占う重要な一戦です。データ上でも示されている勝負強さを発揮し、幸先の良いスタートを切ることができるか。選手たちの闘志あふれるプレーに期待が寄せられました。
【スターティングメンバー】
1. 山北 剛大
2. 水谷 謙吾
3. 鎌倉 司
4. 北折 凛太郎
5. 宮原 啓太
6. 大澤 一晶
7. 間宮 諒
8. 饗場 弘輝
9. 富塚 耕太
10. 服部 謙成 (C)
11. 鈴木 晴太
12. 山根 奏大
13. 田中 颯次郎
14. 安藤 結哉
15. 角岡 潤都
【リザーブメンバー】
16. 安東 彪冴
17. 松野 秀悟
18. 大隈 大介
19. 鬼頭 快空
20. 矢内 知廣
21. 那須野 大智
22. 瀧 愛統
23. 伊藤 大雅
24. 水谷 旬
25. 五十嵐 佑太
【スコア詳細】
前半(名古屋高校 0 - 9 岐阜聖徳学園)
3分 岐阜聖徳学園 ペナルティゴール(3点)
19分 岐阜聖徳学園 ペナルティゴール(3点)
22分 岐阜聖徳学園 ペナルティゴール(3点)
後半(名古屋高校 20 - 8 岐阜聖徳学園)
8分 岐阜聖徳学園 ペナルティゴール(3点)
10分 名古屋高校 トライ:鎌倉 司(5点)、コンバージョン成功:服部 謙成(2点)
21分 名古屋高校 トライ:鈴木 晴太(5点)
22分 名古屋高校 コンバージョン成功:服部 謙成(2点)
23分 岐阜聖徳学園 トライ(5点)、コンバージョン失敗
26分 名古屋高校 ペナルティゴール:服部 謙成(3点)
31分 名古屋高校 ペナルティゴール:服部 謙成(3点)
【ゲームレポート】
東海大会の初戦、グリーンフィールド中池に緊張感が漂う中、試合の幕が切って落とされた。
前半、風上の利を活かしたい名古屋だったが、岐阜聖徳学園の堅いディフェンスと的確なエリアマネジメントに苦しむ展開となる。自陣でのプレー時間が長くなり、立て続けにペナルティを献上。前半3分、19分、22分と、相手に3本のペナルティゴールを確実に決められ、0-9とリードを許してしまう。アタックの糸口を掴めないまま、無得点で前半を折り返すという厳しい状況に追い込まれた。
ハーフタイムを挟み、気持ちを切り替えて臨んだ後半。しかし、開始8分に再びペナルティゴールを決められ、スコアは0-12に。点差は開き、誰もが苦戦を覚悟した。だが、ここから名古屋フィフティーンが驚異的な粘りを見せる。
後半10分、敵陣深くでの連続攻撃から、フォワード陣が一体となってゴールラインに迫る。最後はプロップの鎌倉司が力強くインゴールに飛び込み、待望のトライ。キャプテン服部謙成のコンバージョンゴールも決まり、7-12。反撃の狼煙を上げる。
このトライで勢いを取り戻した名古屋は、アタックのテンポを上げて相手を揺さぶる。そして後半21分、バックスが見事な連携を見せ、ウイングの鈴木晴太が快足を飛ばしてディフェンスラインを突破。同点となるトライを奪い、チームのボルテージは最高潮に達する。続く服部のコンバージョンゴールも中央に突き刺さり、14-12。ついに試合をひっくり返した。
しかし、喜びも束の間。直後の23分、隙を突かれて岐阜聖徳学園にトライを返され、スコアは14-17。再びリードを許すシーソーゲームの展開となる。息をのむ攻防が続く中、名古屋の選手たちは誰一人として下を向いていなかった。
後半26分、相手の反則から得たペナルティチャンス。プレッシャーのかかる場面で、キッカーの服部は冷静にゴールを狙う。放たれたボールは美しい弧を描き、ゴールポストの真ん中を通過。17-17、三度試合を振り出しに戻した。
そして迎えた試合終了間際の後半31分。運命を分けるペナルティチャンスが再び名古屋に訪れる。会場の誰もが固唾を飲んで見守る中、服部はこの日一番の集中力でボールをセット。静寂を切り裂いて蹴り出されたボールは、チーム全員の想いを乗せてゴールに吸い込まれた。20-17。これが決勝点となり、ノーサイドの笛が鳴り響いた。
【まとめ】
0-12からのビハインドを跳ね返し、幾度もリードが入れ替わる激闘を制した劇的な逆転勝利。前半の苦しい展開を耐え抜き、後半に本来の力を爆発させた選手たちの精神的な強さは、まさに圧巻でした。特に、勝負どころで確実に得点を重ねたキャプテン服部謙成選手のキック、そして反撃の口火を切った鎌倉司選手、試合の流れを変えた鈴木晴太選手のトライは、チーム一丸となって掴んだ勝利の象徴と言えるでしょう。
この一戦は、統計データが示す「終盤の強さ」を改めて証明する試合となりました。この苦しい初戦を乗り越えた経験は、チームをさらに逞しく成長させてくれるはずです。
最後になりますが、現地まで駆けつけてくださった保護者の皆様、OB、関係者の皆様、そして画面越しに熱い声援を送ってくださった全てのファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様の応援が選手たちの背中を押し、この劇的な勝利へと繋がりました。
次戦もチーム一丸となって戦いますので、引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
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