第76回愛知県高等学校新人体育大会 ラグビーフットボール競技 決勝
名古屋 10-43 中部大学春日丘高校
試合日時:2026年1月31日(土)12:30 K.O.
会場:パロマ瑞穂ラグビー場
■試合の見どころ
新チームとして初の公式戦となる新人体育大会。その集大成である決勝戦の舞台に、我らが名古屋高校ラグビー部が駒を進めた。対するは、長年にわたり愛知県高校ラグビー界を牽引する中部大学春日丘高校。まさに、愛知県の王座をかけた頂上決戦となった。
ここまでの戦いを盤石の試合運びで勝ち上がってきた名古屋。最近10試合で8勝を挙げ、1試合平均40点を超える高い得点力を武器に、今大会でもその攻撃力は遺憾なく発揮されてきた。強豪・中部大学春日丘の堅固なディフェンスを、自慢の多彩なアタックでいかにこじ開けるか。そして、相手のパワフルな攻撃をチーム一丸となったディフェンスでどれだけ凌げるかが、勝敗の鍵を握る一戦として注目された。冬の澄んだ空の下、選手たちは悲願の新人戦優勝を目指し、決戦のピッチに立った。
■スターティングメンバー・リザーブ
1. PR 山北 剛大
2. HO 水谷 謙吾
3. PR 鎌倉 司
4. LO 北折 凛太郎
5. LO 宮原 啓太
6. FL 大澤 一晶
7. FL 間宮 諒
8. No.8 饗場 弘輝
9. SH 富塚 耕太
10. SO 田中 颯次郎
11. WTB 角岡 潤都
12. CTB 鈴木 晴太
13. CTB 大川 泰志
14. WTB 水谷 旬
15. FB 安藤 結哉
リザーブ
16. 大隈 大介
17. 安東 彪冴
18. 松野 秀悟
19. 鬼頭 快空
20. 矢内 知廣
21. 小林 聖悟
22. 瀧 愛統
23. 伊藤 大雅
24. 鈴木 康之介
25. 山根 奏大
■スコア詳細
前半(名古屋 5 - 19 中部大学春日丘)
6分 中部大学春日丘 トライ(0-5)
7分 中部大学春日丘 コンバージョン成功(0-7)
12分 名古屋 トライ:水谷 謙吾(5-7)
13分 名古屋 コンバージョン失敗:田中 颯次郎
17分 中部大学春日丘 トライ(5-12)
18分 中部大学春日丘 コンバージョン失敗
29分 中部大学春日丘 トライ(5-17)
30分 中部大学春日丘 コンバージョン成功(5-19)
後半(名古屋 5 - 24 中部大学春日丘)
2分 中部大学春日丘 トライ(5-24)
3分 中部大学春日丘 コンバージョン成功(5-26)
8分 中部大学春日丘 トライ(5-31)
9分 中部大学春日丘 コンバージョン失敗
11分 中部大学春日丘 トライ(5-36)
12分 中部大学春日丘 コンバージョン成功(5-38)
30分 中部大学春日丘 トライ(5-43)
31分 中部大学春日丘 コンバージョン失敗
33分 名古屋 トライ:富塚 耕太(10-43)
33分 名古屋 コンバージョン失敗:田中 颯次郎
■ゲームレポート
決勝の舞台にふさわしい緊張感が漂う中、試合は中部大学春日丘のキックオフで始まった。序盤から互いに激しい攻防を繰り広げるが、先に試合を動かしたのは春日丘だった。前半6分、ディフェンスの隙を突かれ先制トライを許すと、コンバージョンゴールも決められ0-7とリードされる苦しい立ち上がりとなる。
しかし、名古屋フィフティーンは臆することなく、すぐさま反撃に転じる。FWとBKが一体となった連続攻撃で敵陣深くに攻め込むと、前半12分、ゴール前のラックからHO水谷謙吾が力強くサイドを突き、待望のトライ。スコアを5-7とし、一気に流れを引き寄せるかと思われた。
だが、王者の壁は厚かった。反撃ムードも束の間、春日丘の的確なゲームコントロールとパワフルなアタックに再び主導権を握られる。前半17分、29分と立て続けにトライを奪われ、点差は徐々に拡大。5-19と14点ビハインドで前半を折り返すこととなった。
後半、何としても流れを取り戻したい名古屋だったが、開始早々の2分にトライを奪われ、点差はさらに広がる。その後も春日丘の猛攻は続き、8分、11分と連続で失点。ディフェンスで粘りを見せるものの、相手の決定力を前に苦しい時間が続いた。
チームは流れを変えるべく、後半9分にFL間宮諒に代えて小林聖悟を、19分にはPR山北剛大、HO水谷謙吾に代えて安東彪冴、松野秀悟を投入。フレッシュな選手たちがフィールドで奮闘し、チームを鼓舞する。
最後まで諦めない姿勢は、試合終了間際に結実する。後半33分、敵陣での連続攻撃からSH富塚耕太がインゴールに飛び込み、意地のトライを奪い取った。最後まで戦い抜くという強い意志を示した瞬間だった。
しかし、反撃もここまで。最終スコア10-43でノーサイドの笛が鳴り、新人戦は準優勝という結果で幕を閉じた。
■まとめ
令和7年度愛知県新人大会決勝、名古屋高校は中部大学春日丘高校に10-43で敗れ、惜しくも準優勝となりました。目標としていた頂点には届かず、悔しい結果となりましたが、選手たちは最後まで闘志を失わず、持てる力のすべてを出し尽くしてくれました。
試合全体を通して、中部大学春日丘の総合力の高さ、特に勝負どころでの決定力とディフェンスの堅実さが際立ちました。我々も前半に一時2点差まで詰め寄るなど、随所に光るプレーを見せましたが、王者の牙城を崩すには至りませんでした。この敗戦は、チームがさらに高みを目指す上で克服すべき課題を明確に示してくれたと言えるでしょう。
この悔しさを決して忘れることなく、一人ひとりが、そしてチーム全体が、春の県総体、そして冬の花園予選という次の目標に向かって、より一層厳しいトレーニングに励んでまいります。
最後になりましたが、当日パロマ瑞穂ラグビー場まで足を運び、熱い声援を送ってくださった保護者の皆様、OB・OGの皆様、学校関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。皆様のご声援が、苦しい時間帯を戦い抜く大きな力となりました。この経験を必ずや次への飛躍に繋げることをお約束します。今後とも名古屋高校ラグビー部への変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
052-721-5271
平日9:00~18:00