発育・発達段階に応じた年代別の育成
年代ごとに4つのカテゴリーに分け、日本サッカー協会公認指導者資格を持ったスタッフが、選手の発育・発達段階に応じた一貫指導を行います。
各カテゴリーごとに必要なスキルを細分化し、明確な目標を設定します。
■U-6(4/5/6歳)年代での目標
人間の神経系の約80%がU-6年代に完成されると言われています。この期間にどんなことをするかによって今後の運動能力に関わってくる大事な時期です。
そこでU-6年代では色々な動作で体を動かすことで神経系に刺激を入れ、運動の基盤とボールフィーリングの基盤を作ることを目標とします。
■U-8(7/8歳)年代での目標
U-8年代では、神経系の発達に合わせて可能性を最大限に引き出すことと、ドリブル技術の習得を目指します。特に相手をかわす技術、1vs1で負けない技術にフォーカスを当て、その中で止める蹴る運ぶといったサッカーの基盤を2年間かけて作っていきます。
■U-10(9/10歳)年代での目標
この年代は一生のうちで最も運動能力を高めることができる「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。
U-10年代では、止める蹴る運ぶの応用とボールを持っていない時(オフ・ザ・ボール)の関わりの習得を目指していきます。
また、U-8年代で習得した1vs1から発展し2〜3人、4〜5人といったグループ戦術の理解度を高めていきます。
◾️U-12(11/12歳)年代での目標
U-12年代での目標は「柔軟性が高く賢い選手」へと成長していくことです。サッカーの基礎的な理解を深め、どんなポジションでもこなし、どんな戦術・戦略にも対応できる柔軟性が高い選手を目指します。
トレーニングでは、獲得した知識とスキルを活かし、認知→判断→実行のスピードを上げていくことにフォーカスします。