ジュニア年代で目指したい三つの選手像
サッカー選手は、ジュニア → ジュニアユース → ユースとステージを変えて成長していきます。さらにその先のシニア年代で活躍できる選手になるために、JCJではジュニア年代で目指したい三つの選手像として『賢い選手』『クリエイティブな選手』『柔軟性が高い選手』という三つを大切に考えています。
『賢い選手』とは?
サッカーにおいて賢い選手とは、「様々な状況で自分のスキルを正しく発揮できる選手」です。
プレーごとに異なる局面を正確に認知し、相手に対する優位性を確保するために、身につけたスキルを的確に発揮することが求められます。
日本サッカーの育成トップであるJ下部チームでプレーする選手は「賢い」「基礎能力」「突出した能力」 が揃っている選手です。ジュニア年代には「基礎能力が高く」「何かしらの特徴を持った選手」は大勢いますが、どのチーム、どの指導者からも求められるのは「賢い選手」です。 基礎能力や突出した能力はジュニアユース年代から上げることができますが、賢い選手を育成するのはジュニアユース年代からでは難しいと言われているからです。
だからこそJCJでは「賢い選手」にフォーカスした育成を行います。
『クリエイティブな選手』とは?
クリエイティブとは「創造的である」ということ、「局面を打開する力」のことです。
例えば「1点取りたいけど、どうしても相手を崩すことが出来ない」という状況で、その局面を打開する創造的なプレーを発想し、実行できる力が求められます。
JCJではクリエイティブな発想を引き出すために、決めつけをせず、選手の発想を大事にし、想像力を広げられるような育成を行っていきます。
『柔軟性が高い選手』とは?
どんな環境やシステムや局面においても「ベースを理解し柔軟にプレーができる選手」です。
サッカーのベースがしっかりと身についていれば、経験したことがない状況でも柔軟に対応することができます。
サッカーの基礎的な理解を深めるとともに、選手達には「こう言った局面はどうしたらいいのか」という問いを常に投げかけ、柔軟に対応できる力を身につけられる育成を行っていきます。