コーチングスタッフ挨拶 「経験」
FC LOZAAD OTOKUNIスタッフの中嶋です。
私は今まで小学生から高校生、特別支援学校(学級)の生徒たちと幅広く関わってきました。
これまで教員として、経験してきた事は、私にとってかけがえのない財産であり、忘れられないものばかりでした。
私がサッカー選手として経験してきた中で、1番濃密な時間を過ごしたのは、間違いなく中学生の時です。
練習がある日は、家から1時間半かけて電車と徒歩で練習場まで通う日々でした。
それでも、練習場に通うことは苦になりませんでした。
それは、試合でチームが勝てば嬉しかったし、何より仲間とプレーしている時間は楽しかったからです。
しかし、その裏では悩み、苦しんだ時もありました。
それも仲間がいてくれたからこそ乗り越えてこれました。
指導者としても色々な経験をさせてもらってきました。
上位を狙えそうなチーム作りができてきた時に、異動によりチームを離れたこと。
毎日の練習場所が、テニスコートほどの小さなグラウンドに50人くらいで練習したこと。
チームが11人に満たない人数で、毎日の練習をしたこと。
少ない人数で集まった合同チームで活動したこと。
これらの事があったその当時は、目の前の選手を上手くするためにどうすればいいか、必死でした。なぜ…どうして…とマイナスに捉えてしまい、思い、悩んで考えて、選手にとって何が1番いいのかを試行錯誤して、取り組んでいました。
今となってはこれらのことは、プラスに捉えています。
なぜなら、他の指導者が経験したくとも経験できないことばかりで、私自身の成長に繋がったからです。
この経験をLOZAADの選手たちに、還元していきます。
LOZAADの立ち上げに関わらせていただけた経験も財産ですし、何よりこれから活動していくことに新しい経験ができると思うと、今は期待が膨らんでいます。
最後になりましたが、LOZAADに賛同し、入団していただいた選手・保護者のみなさま、誠にありがとうございます。
選手はLOZAADで経験する3年間で、次のステップに向けて大きく成長します。
将来、LOZAADを選び、3年間を経験してよかったと言えるクラブにしていきます。
これからLOZAADの歴史を共に作り上げていきましょう。
FCロザード
中嶋