ナースコール
ワクワクしておりますかー?
またまた悩みが増えておられるところ
おはようございます。
悩みの秋と言いますものね・・
(言いませんよね・・)
私の心のお師匠様が
2分で相談者の悩みを解決したお話をどうぞ・・
この世の悩みがゼロになる 小林正観 著 より
「私、実は看護師をしているんですが」
(Kさんは身長があってガッシリした体格の、30代前半の独身男性です)
「私が宿直の時だけ…」
(ほっ、何か妙なものが出現したり消えたり、ですか…?)
「ナースコールがたくさん鳴るんです」
(誰も押してないのに、ですか…?)
「いえ、患者さんが押すんですけれど…ほかの人の宿直のときに比べて、私が宿直のときはとてもナースコールが多いんです」
(ちなみに「ナースコール」とは、夜患者さんに何か事情が生じて、看護師さん《ナース》をベルで病室まで呼ぶことを言います)
(まじめな話みたいです。)
「私のときには、患者さんがみな、どうでもよいことで呼ぶんです。あまり忙しかったり、つまらないことで呼ぶので、ときに声を荒げたり、そこまでいかなくともイライラしたり…。そんな自分がなかなか改善できなくて、自己嫌悪なんです」
「イライラする自分を、イライラしない自分にしたらいいんですね」
「そうなんです。こんなことでイライラするな、って自分でも思うんですが、ここ数年、行ったり来たり。どうしたらイライラしなくなるんでしょうか」
「そのことで悩んで数年、ですか」「同じ悩みで何年もです」
「では伺いますが、Kさんは、ナースコールが自分のときだけ半減することを望んでいるのですか?
「え…?」
とKさんは小さな声をあげました。
「Kさんのときだけ、ナースコールがとても多いんですよね」
「そうです」
「では、Kさんのときだけ、ナースコールがとても少ない、ということを望んでいるのですか?」
「うー」と、Kさんはうなっています。
「Kさんは優しい人だから、頼みやすい人だから、ナースコールがたくさん鳴るのではありませんか?」
さらに私はたたみかけました。
「頼みやすい人だから、患者さんたちは、Kさんが宿直の夜を待っているのかもしれませんよ」
「うーっ」
とKさんはまだうなっている。
「ナースコールが少ないほうがいいですか」
数秒黙っていたKさんは、爆発したかのように、大きな声で叫びました。
「多いほうが、いいです!」
「じゃ、解決しましたね」
「解決しました!」
相談にのったのは二分くらいだったでしょうか。Kさんの数年の悩みは、わずか二分で解決の運びとなりました。
同じ現象を、イヤだ、嫌いだという側面ばかり見ないで、反対からの見方をしてみると、面白いのです。
ナースコールが多いから大変、頼まれごとが多くてつらい、しんどい、というような場合、それらが少なくなってくれることを望んでいるのでしょうか。
いや、多分そうではないでしょう。
その「多さ」の裏には、自分の「優しさ」や「温かさ」に対する、多くの評価が存在していることに、気づいていないだけのことなのです。
「頼まれやすい人だったのか」と気づいたときから、今までのイライラはきっとなくなるに違いありません。
Kさんは元気はつらつ、明るい笑顔で、私に手を振って帰っていきました。
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物事を反対側から見る・・
物事の裏側には・・
あなたの素敵な才能が隠れている・・
さあ面白くなってきたぞー😀
自分の心は自分が決める😀
ワクワク😀
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