高校サッカー・Jアカデミーで日本一に！ スポーツメンタルコーチ由利繁弘のメンターコミュニティ“ワクワク向上委員会”

プレッシャーには何が効く

プレッシャーには何が効く

ワクワクしておりますかー？

すっかり夏の暑さのこと

お忘れになっておられるところ

おはようございます♪
（暑さ…に文句言ってたけど）


秋🍂ですね…

秋

秋と言えば…

読書の秋ということで



内藤誼人さん　著

すごい心理学

より


プレッシャーには何が効く?


水泳でもフィギュアスケートでも大会のテレビ中継では、出番を待つ選手たちが耳にイヤホンをつけて音楽を聴いている場面をよく見ます。

フィギュアスケートの羽生結弦選手も、試合前には音楽を聴いています。

一流の選手でも、試合になれば当然緊張するわけです。

その緊張をほぐすために有効な方法が、音楽を聴くことなのですね。

実は、彼らが行っていることは、心理学的にものすごく良い方法だと言えるのです。

オーストラリアにあるヴィクトリア大学のクリストファー・メッサーノは、少なくとも5年以上のプレイ経験があるバスケットボール選手のうち、不安を感じやすく息がつまりやすい5名を選んで実験を行いました。

メッサーノは、まずウォームアップで彼らにフリースローを10回してもらいました。

参加者の一人であるミッシェル(仮名)の成功率は、このとき60・0%でした。

次にメッサーノは、プレッシャーを与えるためにミッシェルにビデオカメラを向け、さらに8名のチームメイトがじっと彼を凝視するという状況で、フリースローを10回してもらいまし

すると、今度は成功率が50.0%に下がってしまいました。

ミッシェルはプレッシャーに弱いので当然ですね。

次に、メッサーノは、

モンティ・パイソンの

『オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ」

という曲を聴かせながら、

ミッシェルにフリースローをしてもらいました。

すると、このときの成功率は68・3%と飛躍的にアップしたのです！


ミッシェル以外の4人の実験参加者でも結果は同じでした。

音楽を聴かせながらフリースローをさせると、プレッシャーを克服することができたのです。


なぜ、音楽を聴くのが良いのでしょうか。

メッサーノによると、

それは

「気を散らせることができる」

から。

音楽を聴いていると、私たちの意識は当然音楽のほうに向けられます。

つまり、あえて余計なことに注意を向けることで、プレッシャーを感じる状況から、目をそらすことができるわけです。

このメカニズムによって、音楽を聴けばプレッシャーや不安、緊張といったものを吹き飛ばすことができると言えます。

人前でスピーチをしなければならないとか、
大切なプレゼンテーションを控えているとか、

緊張しやすい場面では、

その直前まで音楽を聴くと良いでしょう。

そうすれば、

息が詰まるほどにドキドキしなくてすみます。

…

…

プレッシャーがかかる時…

緊張してしまう時…

『気を紛らす』

そのために音楽を聴いてみましょう！


さあ面白くなって来たぞ〜😁

自分の心は自分が決める😁

ワクワク☺️