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今日のメッセージ

悪者揃いの家

悪者ぞろいの家

ワクワクしておりますかー?

自分は良い人間だ!

自分は素晴らしい👍

自分はすごいんだ!

なんて

毎朝…鏡の前で

アファメーションされておられる

おはようございます♪

あなたは素晴らしい人間です♪

読書の秋🍂ということで

戸田智宏さん著

『座右の寓話』より

悪者ぞろいの家…をどうぞ!

ある村の話である。

二軒の家が隣り合わせで暮らしていた。

一軒の家は七人家族であったが、七人はいたって仲むつまじく、争いごと一つ起きなかった。

もう一軒の家は三人家族でありながら、毎日喧嘩が絶えず、みなが面白くない日々を送っていた。

あるとき、三人家族の主人が、七人家族の家を訪ねて聞いた。

「お前さんの家は家族も大勢いるのに、
喧嘩一つしたことがないと聞く。
わしの家はたった三人の家族だというのに、毎日喧嘩が絶えず、修羅場のような有様だ。
どうしておまえさんの家は、そう仲良く暮らせるのです?」

七人家族の主人は

「それは、こうなんでしょう。

私どもの家は悪者ばかりの寄り合いですのに、

あなた様の家は善い人ばかりのお集まり

だからなんでしょう」

と言う。

三人家族の主人は合点がいかなかった。

「どうも分かりませんね。

七人も悪者が揃っていれば、

いよいよ喧嘩が募るはずでしょう。

悪者ばかりだから喧嘩がないというのは、

どういうわけです?」


「いや、何も難しいことはありませんよ。たとえばですね、火鉢が転んでも、茶碗が割れても、みなが

『それは私が悪かった。 

いや私が不注意だ…いや私が軽率であった』

と、お互いがわれ先に

悪者になる競争をするから

喧嘩の起こりようがないのです。

ですのに、あなたの家ではこれと反対で
何か間違いがあると、みなさんが善い人になろうとなすって

『俺は知らぬ、貴様が悪い』

とお互いが罪のなすり合いをするのでしょう。

火鉢が転んだとしても、

『貴様がこんなところに火鉢を置くから、俺が蹴倒したのも無理はない。暗がりの部屋に、ものを言わぬ火鉢を置くなんて馬鹿がいるか』

と善い人になろうとするに違いない。
茶碗が棚から落ちて割れても、

『もともと棚の造りが悪いからだ。棚に置いた俺に落ち度はない。誰がこんな粗末な棚を造った?』

と叱りたて、自分の罪を逃れようとするに違いない。

だから、喧嘩の絶えることはありません。

私の家では競って悪者になり、

あなたの家では競って善い者になろうとする。

その結果、私の家では争いごとが起こらず、

あなたの家では争いごとが絶えないのでしょう」

こう言われて、三人家族の主人はなるほどと合点し、目を覚ました。それ以来、互いに譲り合うことに努め、円満な家庭になったという。

良い意味で悪者でいきましょう♪
(自分に矢印を向ける…)

さあ面白くなってきたぞ〜!

自分の心は自分が決める☺️

ワクワク😀

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