経験・失敗・繰り返し
5月21日(木)
大野です。(Youtuberテルノシンです。)
今週の動画は
https://youtu.be/cfOuJQq-4Hs
【バスケ 魚住ドリル⑥】魚住チャレンジ ハンドリング編
これまでの魚住ドリルをまとめて練習できます!
魚住の記録に挑戦!
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コメントをもらえるとモチベーションアップしますのでよろしくお願いします!
では、
https://sgrum.com/web/305basket/sp/free4/single.html?seq=124
の続きです。
千葉県代表として国体に出場するので、目標は「勝つこと」
勝つためには、305cmのリングにボールを入れること。
そのためには、仲間とコミュニケーションを取りながら、パスやドリブルをしてボールを繋いで、シュートを打つ。
状況を判断してプレーを選択していかなければならない。
そんなのは当たり前。
でも実際にやるとなると、バスケット経験者でも難しいものですが、彼らは障害があることで、より難しく感じているように思いました。
例えばシュート。
ある選手のゴール下の練習で、「ボードに当てて決めるんだよ」と見本を見せながら伝え、やってもらうとボールはボードの向こう側へいってしまったり、短かったり。なかなか定まりません。
いや、本当にびっくりするくらい入らなかった。今では笑い話ですが(笑)
「大体これくらい」という感覚を共有するのが難しいのだなと感じました。
じゃあどうするか。
ボードにボールを当てる箇所にテープを貼り、視覚的にわかりやすくしました。
それでもボードにどれくらいの強さでボールをぶつけるのかという感覚が難しいようでしたが、繰り返し練習することでかなり確率が上がったと思います。
またある選手がDFする際、相手との距離感も難しいものでした。
火曜日に鎌田理事も書いていましたが、ワンアームで相手を守るというとわかりずらい。コーチに初めに言われた「プレッシャーをかけろ!」を忠実に実行しようとして近すぎてファールになってしまう、という状況。
この選手は繰り返し練習して「経験」することでかなり改善されました。
コーチの声かけも「もっと少し離れてつけ!」になりました(笑)
それから、マンツーマンDFをすることがわかりづらいようでした。
まずマークする相手を見つけられない。
探してるうちの速攻されてしまう。
同じ色のユニフォームでその番号を見て、動いている人を認識し、その相手をとらえる。
マンツーマンDFを言葉にするとこんな感じ。
特にADHD(注意欠陥多動性)の傾向にある選手はマークマンを探すのが大変そうでした。
なのでFIDバスケットチームのほとんどはゾーンをしていました。
他のチームから「なんでマンツーなの?」とよく言われましたが、できることを信じて千葉県はマンツーマンをやり続けました。
そしてやはりこれも時間をかけて、経験、失敗を繰り返してできるようになったんです!
FID選手たちは課題はたくさんあるけど、時間をかけて繰り返し練習し、経験すればできるようになる!
もちろんFIDの選手全てがこのような感じではなく、すぐできる人もいます。課題もまちまちなんです。でもこれがまた面白い(笑)
続く