コロナ禍の今
5月18日(月)
2020年5月18日月曜
稲野辺です。
先週、緊急事態宣言が39県で解除され、休業中の公共施設や学校に再開の動きが出ています。
分散登校を実施している学校も、感染防止対策と両立しながら、段階的に通常授業を再開することになりそうです。
ただ、部活動についてはすぐに再開というわけにもいかず、当面は活動人数や時間の制限、対外試合の禁止、感染防止対策を講じることなど、多くの条件がついてきます。
もちろん、このような状況で無理はできない事は承知していますし、何より子供たちの健康・安全が最優先されるべきです。
ただ、多くの子供たちは、自分たちの頑張ってきた活動の再開を心から望んでいると思います。
私の勤める高校も、休校中は活動を停止しています。生徒たちは自分たちで出来ることに取り組んでおり、家でのトレーニングや、試合の映像を観たりしています。
先行きが不透明な中で、本当に頑張っている生徒たちには、早くこの状況が改善されることを願うばかりです。
特に3年生については、夏のインターハイが中止となり、6月までに予定されていた県大会も全て中止となったことで、これまでの活動の集大成の場が失われてしまうこととなります。
幸いと言っていいのか、バスケットボールは12月にウィンターカップがあるので、まだ全ての大会が無くなった訳ではありません。
千葉県では、7月から1次ラウンドが始まり、9月に2次ラウンド、10月には代表校が決定します。
ですが、例年では多くの学校は3年生が引退し、1・2年生の新チームで大会に臨んでいます。
今年はこのような状況なので、3年生も最後に出場したいと思うかもしれませんが、3月から3ヶ月も休校が続き、6月の再開後も練習がままならない状況で、7月に大会が出来るのか。コンディションが万全ではないため、ケガや事故のリスクも高くなります。
スポーツ庁では、中止となった全国大会に代わり3年生が出場できる何らかの地方大会(都道府県単位などの大会)の実現に向けて、どのような支援を実施できるか検討を進めたいと言っています。
305Basketballでも、県大会ほどの規模ではありませんが、柏市やその近隣の学校が参加できる、3年生にとっての大会開催について検討しています。
「バスケットボールができる環境を」主催者として提供し、305Basketballの活動についても知ってもらいたい。
そうしてバスケットボールの輪が広がっていくことが、何より最高!
必ず実現しますので、ご期待ください!!