「街にバスケットを」回想〜その2
5月11日・月曜日
305Basketballの創設以来、「誰もがバスケットボールができる環境を創る」ためのプロジェクトであるリング設立。山下監事の記事にあったように、想いだけで簡単にできることではありません。現実には様々な課題をクリアしなくてはならないですが、そこは熱意ある「仲間」と覚悟を決めて取り組んでいきます!
さて、リングを設立する場所も、一般的には公園が多いですよね。どこにコートがあるか分かれば、いつでもバスケしに行ける。
日本全国リングのある風景は探すとそこそこあるんですよね。有名なところだと代々木公園のコートでしょうか。さらに渋谷の美竹公園にはあのマイケル・ジョーダンが寄贈したコートがありました。(今は無くなってしまったみたいです。残念…)
ところで、原宿の明治通り沿いにバスケコートがあったのをご存知でしょうか?原宿駅から竹下通りを抜けて、ラフォーレ原宿の向かいに、いわゆるストリートバスケのコートがあったのです。
今回はそのコートにまつわる回想編です。
前回の話のちょっと前、高校3年の1月。
高校の仲間と明治神宮へ初詣に行こうと、大晦日の夜に出発。参拝の行列の中で新年を迎え、その後原宿の街を歩いていると、なんだか盛り上がっている人だかりが。
正月だし、何かのイベントかなと思って覗いてみたら、そこにはバスケコートがあり、プレイヤーの体から湯気が出るくらいの熱戦に、観戦している人たちも大歓声!
「すげえ、、なんでこんな場所に、、、」しばらく見入ってしまいました。
この5日前、私たちは高校最後のウィンターカップでベスト8で敗戦し、目標にしていた日本一に届かず、高校バスケも終わってしまったことでかなり凹んでいました。決勝はテレビ放映していたのですが、悔しさのあまり録画したビデオを見れるようになったのは、何ヶ月も先のことです。
正直、悔しさのあまりバスケからしばらく離れたいなと思っていたところに、こんな熱いものを見てしまって、「あ、やっぱりバスケ好きだわ」と強烈に思いました。
「バスケしたいなぁ」
この後、グアムで街にリングのある風景を目にして、想いが明確になりました!
「誰もがバスケットボールができる環境を創りたい!!」