リング設立に必要なこと
5月8日金曜日
監事の山下洋輔です。
前回の山下の記事で、リング設立について、私たち305 Basketballの知見を共有し、全国の同志とつながるような305オンラインサロンも企画してみたいと書きました。
https://sgrum.com/web/305basket/sp/free4/single.html?seq=107
これまでの私たちの経験を共有し、各地で活動されれいる同志の皆様の苦労を減らし、
「誰もがバスケができる環境を創る」ことを加速していきたいと考えています。
私は、305 Basketballの創設メンバーと共に、2年前からリング設立の活動を始めました。
伊藤誠代表が、小学校のリングを使えずに待ち続けている女の子を見かけ、
部活動の他にバスケットボールできる環境がないことを何とかしたいと思い、
「誰もがバスケができる環境を創る!」
と決意して始めたのが、私たち305 Basketballです。
バスケットコートの運営やスクール事業ではなく、
「誰もがバスケができる環境を創る!」ことを目指していますので、
誰もが使ってもよい公園などに設立することにこだわっています。
ちょうど東京オリンピックでも、3x3が正式種目となり、追い風です。
これからはストリートです。
しかし、公園や道路にリングを建てるには、行政との話し合いが必要になってきます。
ここが少し面倒かもしれません。
かつて、理事の沼田は役所に説明しても受け入れてもらえず、代表の伊藤にいたっては怒って帰ってきたこともあったそうです。
私は市議会議員という立場でもあるので、その立場を利用して、うまくいっている訳ではありません。
バスケットを愛する伊藤代表の思いや沼田理事の考えを、行政のルールにあうように、私が翻訳することで、話し合いができるようになりました。
役所の担当が意地悪したり、理解できていないのではなく、役所には役所の仕事のルールがあるのです。
そのルールは、市民から預かっている税金の使い方であり、市民全体にとって良いことをするために、これまで積み重ねられてきたものなのです。
そのあたりを踏まえた進め方が必要です。
そんな経験や知恵を、全国の皆さんにお伝えしていきたいと考えています。
そして、いろんな事例が集まってくることで、さらなる可能性も開けてくると確信しています。
リング設立には、お金はかかりますが、お金が儲かるものではありません。
そのお金はどうするのか?
クラウドファンディングや寄付金、ふるさと納税や行政の予算、事業を興して資金を作ることなど、様々な手段を考えなければなりません。
リングが設立されてから、維持管理や運営をどうするか?
誰もが楽しめるような仕組み作りが必要です。
そんなリング設立に必要なことを、一緒に話し合いましょう。
講演会にお招きいただき、じっくり話し合うことも貴重な機会ですが、
講師料や交通費をお支払いただくこともなく、
今この緊急事態に集まることもなく、
オンラインで、気軽に、じっくり話し合い、
みんなで知恵を持ち寄れる場を作っていきます。
オンラインサロンにご興味・ご関心おある方はご連絡ください。
知識や経営についてはオンラインで近道できる場を用意しますので、
そうなるとリング設立に必要なのは、一緒に活動する「仲間」です。
覚悟を決め、その熱意で心を動かしていけるかどうかにかかっています。